IT未経験でも
情報システム部に配属

就職活動中に偶然観たテレビ番組で、道路標識を作っている工場の存在を知ったのが野原グループに興味を持ったきっかけでした。その後、大学が開催した合同説明会にも野原グループが参加し、会社訪問でも人事の対応がとても親身だったことが決め手となりました。

入社して配属になったのが、情報システム部。文系学部出身で、学生時代には勉強や趣味でパソコンやインターネットを使う程度で、もちろんIT関連の専門知識などはありませんでした。それだけに情報システム部への配属を意外に思うとともに、最初は自分に務まるのかなと不安もありました。

現在は古いパソコンを新しい機種に更新する業務や、それに伴うパソコンの設定を担当しています。

自分が考えて
原因追求するのが
とても楽しい

グループの社員全員の仕事に欠かせないパソコンの設定は、会社のシステム全体を理解する入口となる業務ですが、設定にミスがあったりパソコンにトラブルがあれば業務そのものがストップしてしまいます。そうした重要な業務を責任をもって任せてもらえるのは、私にとって大きなチャレンジでした。

最初は5分おきに質問するような状態でも、先輩や上司は嫌な顔一つせず分かりやすく教えてくれるので、配属後には不安も解消され着実に知識が増え始めました。もちろん自分でもマニュアルを調べますが、一度凝り始めたらのめり込むタイプ。トラブルが発生してもなぜその事象が発生したのか、自分で考えて究明するのがとても楽しく、原因を突き止めた時は大きな満足感があります。そんな性格を人事担当がしっかり見極めてくれて、このセクションに配属されたのだと今では考えています。

理解して「作業」が
「仕事」に変わった

社内ネットワークはセキュリティ管理が重要で、その設定を間違えてシステムにアクセスできなくなったことがありました。そうした時には、先輩がなぜその作業が重要なのかを理由が理解できるように教えてくれて、もう一度同じ作業に挑戦させてもらえます。内容が納得できるから業務が確実に身につく。その繰り返しを通じて最初は見よう見まねで「作業」していたものが、今では自分で考える「仕事」に変わってきた実感があります。

自分が設定したパソコンの台数も、いつの間にか300台に達しました。自分が設定したパソコンが社内で実際に使われて、会社の業務を動かしていることを実感すると同時に自分が社会人としての仕事ができていたことに気づいて、大きな達成感がありました。

システムづくりで
会社の進化に貢献したい

野原グループはグループ各社で導入しているシステムが異なるため、会社ごとに設定内容も違います。現在ではそれを把握した設定もできるようになってきました。まだ学ばなければならないことばかりですが、今後は、グループ各社の業務内容やシステムを把握しながら、使いやすいシステムの企画にも携わっていきたいと考えています。

変化のスピードが早い野原グループだけに、事業が変化すれば、それに伴ってシステムにも進化が求められます。システムづくりを通じて、業務効率化や仕事のしやすさや、会社の進化に早く貢献できるようになりたいと考えています。

会社は堅苦しさのないオープンな雰囲気。先輩や上司もお互いに「さん」付けで呼び合い、もちろん社長も「野原さん」。新人にも気軽に話しかけてくださるアットホームな雰囲気がとても気に入っています。